8月31日と9月1日の2日間、てんぶす那覇の4Fテンブスホールでおこなわれた映画上映イベント。
上映作品は
『おいしいコーヒーの真実』
緑色の背景に、逆さになったコーヒー生産者の写真、コーヒーから立ち昇るドルマーク($)の湯気、という
印象的なポスターを見た方はけっこういるんじゃないでしょうか。
(右の写真は違うポスターですが)
この映画は、身近な嗜好品であるコーヒーを通して
グローバリゼーションの問題を見つめる社会派のドキュメンタリー映画です。
上映のあと、映画のことやフェアトレードについてのトークセッションが行われました。
この中で、
「買い物は選挙と同じように重要な選択のアクションだ」というコメントが印象的でした。
私たちは何気なく毎日モノを買って暮らしているけれど、
それによってお金が動き、社会が動いている。
なにを買うのかによって、世の中がちょっとずつ変わっていくはずなのです。
安いから。
便利だから。
流行ってるから。
なんとなく。
そんな買い物の仕方をしている自分にちょっとブレーキをかけてみる。
買おうとしてる物がどこから来ているのか、
どんな人がかかわって作られたものなのか、思いをはせてみる。
そんなちょっとした気持ちの変化が、やがて大きく社会を変えていくかもしれません。
マチグヮーで買い物する時も、意識してみてください。
せっかくだから、お店の人に商品のことを聞いてみるのもいいかも!
いろいろ発見があるはずですよ
ロビーでは、エコショップの出展やフェアトレードに関する展示がありました。
学生団体「
ONE LOVE」もブースを出してました。
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『おいしいコーヒーの真実』は、10月に桜坂劇場で追加上映があるそうです。見逃した方はぜひ!
てんぶすで社会派ドキュメンタリーを上映するプログラム「アニー・パイル国際劇場」、次回は『赤い大地の仲間たち~フマニタス25年の歩み~』です。