壺屋陶芸センター オープン!
壺屋のやちむん通り入口に、
壺屋陶芸センター が2月8日(日)ついにオープンしました!!
建物は5階建てで
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1F 壺屋焼きの販売
2F 駐車場
3~5F 賃貸アパート
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となっています。
アパートは1LDKと2LDK、駐車場つきで6万と8万だそうです。
すでに申込みがたくさん入っているとのこと。
オープンを祝って、壺屋町華鳳会のみなさんによる
旗頭が披露されました
太鼓や鐘、威勢のいいかけ声にひきつけられて、たくさんの人が見にやってきました。
1階の壁は、陶器で作られた
色とりどりのタイルがはめこまれています。
これらは、壺屋の陶工さんたちが手わけして作ったものだそう。
隅っこの壁に、各陶工さんの署名が入ったタイルが飾られています(写真)。
みんなで力を合わせて作った建物なんだなーと感じますね
ところで、この建物は、
壺屋町民会の持ち物なんです。
そこで町民会の会長である島袋文雄さんにお話をうかがいました。
島袋会長のおはなし--------------
焼物を大切にしたい気持ちから1階は焼物の売場にしましたけど、もうけは多くありません。
上のアパートの賃貸料が自治会の財源になります。
焼物博物館の横の駐車場もじきに整備する予定です。
これらの収益は、地域のみなさんが「壺屋に住んでよかった」と感じてもらうために使いたい。
特に、この地域の子どもたちが通う、壺屋小、神原小、神原中など地域の学校に対し、協力したいと思っています。
すでに現在、親子の陶芸教室や旗頭などで協力していますが、より充実させていきたい。
そのほかにも、地域の子どものためのスポーツ教室、文化人を呼んでの講演会、ピクニックなどに
取り組んでいきたいと考えています。
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と、目を輝かせながら夢を語ってくれました。
壺屋町民会は会員が300名ほどいます。
会費の徴収など、他の自治組織と同じような問題を抱えていますが
戦前から続く歴史があり、土地などの財産があるため財源が確保できています。
ちなみに、陶芸センターの前は15年ほど空地で、その前は「玉城ホテル」というホテルが建っていたそうです。
その時は、町民会は土地を貸していたんですね。
ようやく念願かなって陶芸センターがオープンしたわけですが
壺屋牧志線も近い将来開通すると、壺屋周辺もがらっと変わってくるのでしょうか。
どうなっていくのか、気になります・・・
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