36年目の公設市場、これからどうなってくの?
少々さかのぼりますが、9月10日(水)は18時半に市場を閉めて
臨時総会が行われました。
2階の食堂フロアに、全業者が集いました。
第一牧志公設市場は、1972年にいまの建物ができて以来36年が経過し、
那覇市は建て替えを含めて今後のあり方を検討しています。
今回の臨時総会では、市の労働農水課が、市場の業者たちに対し意向調査を実施。
まず市の労働農水課から意向調査の趣旨について
説明がありました。
―公設市場は老朽化が進んでおり、建て替える時期がきている。マチグヮーのにぎわいを継承しながら新たな魅力づくりをするにはどうしたらいいか考えていきたい。
これからの公設市場に対するビジョンを今年度中に見出したい。
そして調査の委託業者である寛計画より、意向調査の内容について説明がありました。
業者に配布された意向調査アンケートはこちら
↓
建て替えの時期についてはまだハッキリしないようです。
周辺環境も含めた新しい市場のあり方を考えていくのには、相当の時間がかかるのではないでしょうか。
質疑応答では、活発に質問が投げかけられました。
業者の方にとっては自分たちの将来にかかわることだけに、みなさん真剣な表情です。
どんなものも、時とともに古くなり、変化していくのを止めることはできません。
しかし、古いものを壊してしまったら二度と戻ってはきません。
いずれは建て替えることが必要だとしても、その前に十分な検討が行われ、
今の市場の文化的な価値が再確認され、次の世代に継承されていくことを願います。
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