前の記事でご紹介した
ウガンブトゥチ、
公設市場でもやっていました!
さっそく同行してウガンブトゥチのようすを見せてもらいました
1月19日の午後15時ごろ、市場は通常通り営業中のさなか、組合長の上原さんと副組合長の粟国さんが
市場の業者を代表してウガンしました。
この行事にも、いろいろと、しきたりや手順の決まりがあるそうです
まずは市場の外にある、この土地の神様に拝みに行きます。
こちらは、
水の神様。
この土地に古くからある井戸のようです。
白紙の上に線香をのせ、打紙をお供えします。
お酒と米、お菓子(かるかんとまんじゅうでした)もお供えします。
餅の代わりにかるかんなどで代用する場合もあるとのこと・・・
ちなみに打紙はこの写真の量で500万円分だそうです!
そして、當眞商店のおばあちゃんがお祈りの言葉を唱えます。
1年の感謝のことば、無病息災と商売繁盛を願うことば。
ウチナーグチであるため、私には半分くらいしか理解できませんでしたが、
公設市場の住所と平米数、業者の数も言ってました!
うーとーとーが終わると、線香と打紙にお酒をかけ、お米をまいて
もう1回手をあわせていました。
次は、メインの
土地の神様です。
希望ヶ丘公園の鍾乳洞のところにあります。
手順は水の神様のときとほとんど同じ。
最後に線香を17本束にしてまわし、盛り塩もしていました。
以上2箇所が終わってから、公設市場の中でのウガミに移ります。
場所はいつもイベントをやっている、エスカレーターの前。
ちょうど市場の真ん中にあたる場所なんですねー。
ここにまたお供え物を並べて、さぁ拝むぞーと思ったら
その前にやることがあるとのこと。
どこからともなく現れたおばーがアツく語ってくれたのですが、残念ながらまたしても方言で聞き取れず・・・結局、トイレとブレーカーにお供え物をしてから、ということだったようです。
2階のトイレ、3階のブレーカーにお供え物をしてから1階に戻り、ウガンが始まりました。
何人か業者さんも集まってきて、一緒に拝みました。
真ん中での拝みが終わってから、トイレとブレーカーの前に移動します。
今の時代、火だけじゃなく電気も重要ですからね、電気が出てくる元であるブレーカーでも拝んでおかないと!
これで、すべての拝みが終了しました
このようにして市場でもちゃんと行事がとりおこなわれているわけなのです。
また来年も、市場の業者のみなさんが健康で、商売が繁盛しますように!!