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なはセンサロン ~10年後のなはを描こう!~
第2回『那覇の観光の未来を描く市民活動を見る』
災害時、観光客はどこに逃げる?
-障がい者、高齢者、外国人も安心して楽しめる那覇の観光とは-
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なはセンサロン ~10年後のなはを描こう!~
第2回『那覇の観光の未来を描く市民活動を見る』
災害時、観光客はどこに逃げる?
-障がい者、高齢者、外国人も安心して楽しめる那覇の観光とは-
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左から、我謝さん、親川さん、粟国さん
那覇市観光課課長 我謝さんのお話 (抜粋)
那覇の観光の現状について解説。
近年沖縄を訪れる観光客にはリピーターが増えており、沖縄の生活文化を楽しみたい人が増えている。それゆえ観光の課題
としては、まずは市民の暮らしがいきいきとしていることが大切であり、それが結果的に観光客にとっての魅力にもつながるのではないか。また、外国人観光客が今後増加する可能性があるので、その受け入れ態勢を強化していく必要がある。
沖縄バリアフリーツアーセンター代表 親川さんのお話(抜粋)
高齢者・障害者の観光客は年間30万人近く沖縄を訪れている。
安心と安全はすべての人に平等であるべきという考えから、「逃げるバリアフリー」を提唱している。
災害時の情報を光・振動・文字情報で伝えるなど、避難の際の障害をなくしていく環境の整備が必要。
第一牧志公設市場組合副組合長 粟国さんのお話(抜粋)
高齢者・障害者の観光客が増えており、業者自身も高齢化している。
那覇中心部の災害対策の問題点はたくさんある。付近の避難場所で障害者向けなのはにぎわい広場だけである。まち全体として災害に対する備えが弱いため、日頃から意識していくこと、商業者と行政・消防、宿泊施設などの連携が必要。設備や体制だけでなく、実際の災害時には人の力によるサポートが重要になってくる。
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参加者にはFM局や社教の方も見え、それぞれの立場から活発に意見が交わされ、あっという間の2時間でした。
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毎年の台風対策には慣れていても、火災や地震のことになると「自分は関係ないや…」と無関心になっていませんか?
日頃から意識を高めて、避難経路など確認しておくことが重要です。
まわりの障害者、高齢者の方の目線にも立ってみて!!
自分たちが暮らしやすい安全なまちにすることが、観光客にとって魅力的なまちづくり
につながってくるというのは深い!
一歩一歩、取り組んでいきましょう。
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★なはセンサロンとは…
なはの地域の問題を掘り下げ、10年後のなはの未来について議論する「なはセンサロン」を偶数月に1回行っています。那覇市NPO活動支援センター主催。
★なはセンブログ
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