
マチグヮー職場体験で
文部科学大臣の表彰を受けた
なはまち連絡会の一行が
那覇市長に受賞報告の表敬訪問をしました

受賞は昨年11月22日のことで、
キャリア教育の充実発展に寄与した功績に対してというものです。
なはまち連絡会から市長室を訪れたのは、
幹事長である「山城こんぶ店」粟国さん
「タオルの新元」新元さん
「カフェストリート」清川さん
「宮城紙商店」宮城さん
「NPO法人まちなか研究所わくわく」佐々倉さん
の5名。 うち4名の方のお店は、
実際に職場体験を積極的に受け入れてくれている事業所でもあります。

まず粟国さんから職場体験の実施状況と受賞についての報告が
あり、マチグヮー基金で今後のまちづくりを担う人材育成が必要ではないかと訴えました。
そのほかの方のコメントは以下の通りです。

最近の中学生は挨拶ができない子が多い。まずは挨拶を覚えてもらうことからやっている。
職場体験は、まちづくりの一環として取り組んでいるつもりで、将来子どもたちが市場に帰ってきてくれることを願っている。

人を教える難しさを味わったり、スタッフが仕事に対する意識を見直したりと、勉強になっている。

市場に来なくなった子どもたちが、職場体験をきっかけに来てくれて嬉しい。
会話がとても楽しい。日頃から購入してくれるようになってくれたら。

授業で強制的に職場体験をさせられる子どもたちの中にはイヤイヤやってる子もいた。
モチベーションをなんとかあげようと、今年度から事前の説明会を開いたり、ふりかえり会を設けた。
好意で引き受けてくれる各事業所のためにも効果的なやり方を工夫しているが、やってみると意外と大変。

私自身栄町出身であり、相対売りのよさ、市場の魅力はよく分かる。
NPOには町と行政をつなぐ潤滑油になってほしい。
今年度のマチグヮー職場体験は、2月2日~6日の松島中学校で終了しました。
来年度はどのようなかたちで取り組んでいくか、マチグヮー、NPO、行政が一緒に考えていけるといいですね。