64人の高校生の目に映った国際通り界隈とは

2008年11月18日

64人の高校生の目に映った国際通り界隈とは本日より23日(日)まで、那覇市ぶんかテンブス館の3Fギャラリーにて写真展が開かれています。

展示内容は3つ。その中のひとつが

『国際通り界隈』
高校生64人のまなざし展


です。

今年8月12日に実施された撮影会の発表会で、県内の高校10校

真和志高校・浦添工業高校・・沖縄工業高校・沖縄尚学高校・嘉手納高校

首里高校・西原高校・那覇工業高校・那覇高校・南部工業高校

の写真部の生徒たち64名が参加しています。
ひとり1点の写真、全部で64点の写真が展示されています。


国際通りとマチグヮー界隈の風景や人物など、思い思いに切り取られた写真たち。
いつもこの界隈を歩き回っている私ですが、

「こんなとこあったっけ?」

とか

「ここから見たらこんなふうに見えるんだ!」

という新鮮な感覚で見ることができました。

市場のお店の顔なじみの方もたくさん登場しています。いつもと違った表情が見えたりして、これまた新鮮ピカピカ

高校生たちがまちなかを縦横無尽に探検し、いろいろな発見をした様子がうかがえます。
「買い物に行こう」ではなく「写真を撮ろう」という気持ちでまちなかを歩いてみると、いつもと違ったものが目に飛びこんでくるのかもしれませんねキョロキョロ


さて、この写真展に関連して、明日11月19日(水)19時より、4Fテンブスホールで写真フォーラムがあります。


テーマは
「国際通り:その記録と記憶」
写真を通じ、世代を超え、いま、昔、未来を語りあう。


90歳になる写真家の山田實さんと、「『国際通り界隈』高校生64人のまなざし展」に出展している3人の高校生
によるトークセッションとスライドショー。
モデレーターは、今回の写真展の講師である勇崎哲史さん。

勇崎さんにお話をうかがいました。

山田さんの写真は昭和30年~40年代の昔の国際通りやマチグヮーを写したもの。
高校生たちの写真は今のまちを切り取ったもの。
私はどちらも同じように価値があるものだと考えています。
高校生が撮った写真も、何十年後かに見たら、貴重な写真になるでしょう。
それに、写真に何を感じるかは、それぞれ受け取り手の心の問題ですから・・・
今写真を撮ること、撮られることの喜び、楽しさ、そこに価値があることを
感じてほしい


そんなふうにおっしゃってました。

フォーラムでは、勇崎さんが立ち上げに携わった「札幌写真ライブラリー」という施設についてのお話もあるそうです。
「写真は市民の財産だ」という認識を育てることから始め、時代別・地域別にアーカイブされた40万カットの写真を
市民が利用できるようになるまでのいきさつなどなど・・・

興味を持った方はでかけてみてくださいねニコニコ

64人の高校生の目に映った国際通り界隈とは■copi CELEBRATION 2008

写真展 
11/18(火)~23(日) 10:00~19:00 @3Fギャラリー 無料

フォーラム
11/19(水) 19:00~21:00 @4Fテンブスホール 当日600円




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Posted by なはまち連絡会 at 18:23│Comments(0)てんぶす那覇
 
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