国際通りとマチグヮー界隈の風景や人物など、思い思いに切り取られた写真たち。
いつもこの界隈を歩き回っている私ですが、
「こんなとこあったっけ?」
とか
「ここから見たらこんなふうに見えるんだ!」
という新鮮な感覚で見ることができました。
市場のお店の顔なじみの方もたくさん登場しています。いつもと違った表情が見えたりして、これまた新鮮
高校生たちがまちなかを縦横無尽に探検し、いろいろな発見をした様子がうかがえます。
「買い物に行こう」ではなく「写真を撮ろう」という気持ちでまちなかを歩いてみると、いつもと違ったものが目に飛びこんでくるのかもしれませんね
さて、この写真展に関連して、明日
11月19日(水)19時より、4Fテンブスホールで写真フォーラムがあります。
テーマは
「国際通り:その記録と記憶」
写真を通じ、世代を超え、いま、昔、未来を語りあう。
90歳になる写真家の山田實さんと、「『国際通り界隈』高校生64人のまなざし展」に出展している3人の高校生
によるトークセッションとスライドショー。
モデレーターは、今回の写真展の講師である勇崎哲史さん。
勇崎さんにお話をうかがいました。
山田さんの写真は昭和30年~40年代の昔の国際通りやマチグヮーを写したもの。
高校生たちの写真は今のまちを切り取ったもの。
私はどちらも同じように価値があるものだと考えています。
高校生が撮った写真も、何十年後かに見たら、貴重な写真になるでしょう。
それに、写真に何を感じるかは、それぞれ受け取り手の心の問題ですから・・・
今写真を撮ること、撮られることの喜び、楽しさ、そこに価値があることを
感じてほしい
そんなふうにおっしゃってました。
フォーラムでは、勇崎さんが立ち上げに携わった「札幌写真ライブラリー」という施設についてのお話もあるそうです。
「写真は市民の財産だ」という認識を育てることから始め、時代別・地域別にアーカイブされた40万カットの写真を
市民が利用できるようになるまでのいきさつなどなど・・・
興味を持った方はでかけてみてくださいね
■copi CELEBRATION 2008
写真展
11/18(火)~23(日) 10:00~19:00 @3Fギャラリー 無料
フォーラム
11/19(水) 19:00~21:00 @4Fテンブスホール 当日600円