
クリスマスイブ!?・・・もちろんちがいます。
クリスマスといえば、キリスト生誕を祝う日ですが、旧暦12月24日はヒヌカン(火の神)が天に帰っていく日なのです

行事名は、御願解き(ウガンブトゥチ)といいます。
写真は、お供えするウチャヌクというお餅です。鏡餅みたいだけど、よく見ると3段になっています。
3段×3組で1セットなり~

なぜ3組必要なのかというと、神様が3人いるからだそうです。
火の神様、水の神様、土の神様

マチグヮーのお餅屋さんやお菓子屋さんでは、普段から丸いお餅が売っているのでうっかり見逃しそうですが、
実は数日前からこのウチャヌクがたくさん並んでいたのです

ウガンブトゥチには、台所をきれいに掃除して、ウチャヌク、酒、米、果物、線香などをお供えします。
家の守り神であるヒヌカンに、今年1年の感謝をこめてうーとーとー。

ヒヌカンはお供え物のおみやげを持って天に昇っていきます。
ふたたび地上に戻ってくるのは旧暦の正月が明けて1月4日だそうです。

・・・神様も正月は家族で過ごしているのかな?